2016/01/03 23:20

これからのブックデザイン

 なんだか偉そうだけど、今後のブックデザインのあり方なんかをちょっと考えてみたい。 というのも、先日の朝日新聞の「GLOBE」で、フランスの書籍の評価や評判なんかを目にしたのだが、話題の何冊かのジャケッ...

2015/12/29 09:09

鎌倉のスケッチのこと(2)

これも、5、6年前にホームページに載せた原稿です。再度掲載します。鎌倉のスケッチのこと(2) 1(最初のほう)では、蜘蛛の巣のように張り巡らされた電線のことを書いた。絵も写真もあったものではない、と書...

2015/12/29 08:57

鎌倉のスケッチのこと(1)

 さっき探し物をしていたら、ホームページ(目下工事中)に掲載していた「鎌倉のスケッチのこと」というファイルが見つかった。もう5、6年前の記事だけど、考えは今もまったく変わっていないので、ここで再びご...

2015/12/27 11:31

粗忽者

 自分で言うのもなんだけど、僕は相当な粗忽者(そこつもの)だと思う。 先だっても、行きつけのコーヒー店を出る時に、透明な両開きのドアの閉まったままの側に思いっきりおでこをぶつけた。ドアの手前の棚に...

2015/12/14 21:53

僕が遭遇した作曲家たち(3)─湯浅譲二と中田喜直

 湯浅譲二をご存知の方は、相当な音楽通だ。現代音楽の世界では名は知られているけれど。でも、NHKの番組の音楽も書いているから、案外知られているのかな。朝ドラの「藍より青く」だとか、大河ドラマの「元禄太...

2015/11/27 10:21

僕が遭遇した作曲家たち(2)─黛敏郎

 黛敏郎は「題名のない音楽会」の司会者としてあまりにも有名だけど、 米国の映画「天地創造」の音楽を担当したことは案外知られていない。僕は都合三度も映画館に通った。音楽が聴きたいばかりに。観た時期は異...

2015/11/21 17:52

僕が遭遇した作曲家たち(1)─武満徹

 不思議なこともあるものだ。何を隠そう、僕には尊敬する作曲家が4人いるが、その全ての方と偶然遭遇している。目と鼻の先でまみえている。その4人とは、武満徹、黛敏郎、湯浅譲二、中田喜直の各氏。そうそう、...

2015/11/14 15:33

裏山の秋

  今日は一日、霧雨で煙っている。2時50分頃のベランダから見た裏山。少し紅葉が始まってはいるけれど、この山は常緑樹が多いので、春から初夏にかけての緑のほうが美しい。でも、こころなしか秋の気配が満ちて...

2015/11/01 10:16

散歩のとき何か飲みたくなって

 池波正太郎みたいに食べ物ではなく、僕は散歩の時はコーヒーが飲みたくなる。それも、無性に(ビールならもっといいけど)。散歩といっても、ほとんどウォーキングというべき性質のものなので、早足で30分も歩...

2015/10/29 19:14

コード(和音)についての雑感

 最近、若い人の編曲が耳に障ることがある。一番気になるのが、奇を衒ったコードの使い方。本当に、全てに奇抜なコードが当てられているものもあり、これが果たしてその曲なのかどうか、判然としないこともある...

2015/09/10 08:40

北鎌倉の「吉野」

 東慶寺の境内、山門に向かって左側に喫茶「吉野」はある。 40年も前に初めて親友と訪れて以来、二人ともとても気に入って、鎌倉に遊ぶ時は必ずといっていいほど立ち寄った。四季折々、ここでコーヒーとフルー...

2015/09/04 08:15

時間の潰し方

 時間を潰すなんてもったいない、と思うけど、たとえば診察室の待ち時間。僕がかかっている内科なんかは、まず最短で1時間半は覚悟しなければならない(よくこれで患者が減らないものだ)。まず、受付に診察券を...

2015/08/18 17:13

モーツァルト

 初めてのちゃんとした就職、というかちゃんと試験を受けて入った会社は、小さな(でもないかな)音楽の出版社だった。その編集部の先輩に、モーツァルトしか聴かないという御仁がいた。あるとき、君はどんな作...

2015/08/07 22:06

オリンピックのエンブレム

 今度の東京オリンピックのエンブレムが、盗作の疑いで騒がれている。ベルギーだかどこだかの劇場のマークによく似ているというので、彼の地のデザイナーからJOCに使用差し止めの申し入れがきているとのこと。僕...

2015/08/06 17:04

暑中のお見舞い

 本当に、暑中のお見舞いを申し上げます。 少女が空に小言を言っているイラストを悪戯で2点描いてみました。もっち、これでは涼しくなんかなりませんけど。 皆さんもくれぐれも熱中症にはお気をつけください。