2019/12/11 21:49
今日も小春日和。温かいね。朝の内に駅に散歩で出て買物を済ませ、帰途、カ
フェで一息ついた。
先だってかカンバスにアクリルで絵を描いたりしているのだが、同時に墨と水
彩のスケッチにも取り組んでいる。というのも、つい最近、「抜け感」という表
現で僕スケッチの味わいを褒めてくださった作家がいて、そうか、理解してくれ
る方もおいでなのだな、と発奮したのだった。この方のいう「抜け感」というの
は、つまるところ、俳句でいうところの「俳味」のようなものだと一人合点して
いる。洋画家でいうと、中川一政、かな。じょうずはへたのてほんなり、へたは
じょうずのてほん也、だったかしら。たしか世阿弥。
鎌倉のスケッチはもう終えたので、父が遺したヨーロッパの写真を材料に、い
ろいろと試してみたい。そうそう、デザインのほうにも久しぶりに食指を動かし
ている。作曲のほうは,年が明けてから、合唱の組曲に取りかからなくてはなら
ない。毎年のように日本合唱連盟から作曲コンクールへの参加を求められるので、
そろそろ腰を上げようかな、と思っている。でも、3〜4分の曲を何曲か書かなく
てはならず、おまけに,現代曲は敬遠される向きがあるものだから、これまで二
の足を踏んでいた次第。詩のほうは、千家元麿。これはもう、かねてから決めて
いること。